私は経済学についてはしろうとなのですが興味があって勉強しています。世の中の出来事を経済学的に考えるとどうなるか、勉強しながらこのブログに書いていきたいと思っています。

最初のテーマは「アベノミクス」。この前(2012年12月)の選挙で自民党が大勝し、安倍さんが総理大臣になりました。安倍さんは最重要政策としてデフレ脱却をかかげていて、市場では選挙1ヶ月前の衆議院解散直後から円安・株高が進みました。このブログの最初のテーマとして、このアベノミクスをネタにマクロ経済学を勉強してみたいと思います。


安倍さんがやろうとしてる経済政策はおおざっぱに言うと

1.物価目標(インフレターゲット)を2%に設定した、大胆な金融緩和
2.公共事業を中心とした大規模な財政出動
3.成長戦略

といったところでしょうか。成長戦略についてはちょっとおいておいて、「財政出動」と「金融緩和」について勉強してみましょう。

まずこの2つの政策を(経済学おとくいの)グラフでみてみましょう。

財政出動
図1_拡張的財政政策のAS-ADモデル
金融緩和
図2_拡張的金融政策における利子率の流動性選好モデル
金融緩和はこれで終わりではなく、ここから図1につながります。それから図2は一般的な状況での金融緩和を表していますが、今の日本では「流動性の罠(わな)」という状態におちいっていますのでこの図とは状況が違います。これについてもおいおい勉強していきます。

て、いきなりこんなグラフを見てもわからないですが、次回から少しずつひもといていきましょう。

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ちなみに私が使っている経済学の教科書は
クルーグマン ミクロ経済学
クルーグマン マクロ経済学
この2冊は全部読みました。それから全部読んではいないのですが、補助的に
マンキュー経済学〈2〉マクロ編
を使っています。

つづく