しろうとの経済学ブログ

しろうとが経済学について勉強しながらつづるブログ

タグ:ケインジアンの交差図

前回、小国開放経済において国内の利子率は世界利子率と等しくなってしまうことがわかりました。IS-LMモデルのときは変数は利子率rと産出Yでした。小国開放経済で利子率が固定されているとなると、そのかわりになる変数はなんでしょうか。それは為替レートです。IS-LMモデルでは利子率によって投資や貨幣需要が変化しましたが、マンデル=フレミング・モデルでは為替レートによって純輸出が変化し、それが産出を変化させるのです。
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前回まででIS曲線LM曲線を導き出したので、これを1つのグラフにまとめてIS-LMモデルを書いてみたいのですが、まず、復習のためにそれぞれのグラフを見ておきましょう。
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【おまけ1】
ところで「IS曲線」っていう名前ですが、なんでこう呼ばれているのでしょうか。Iは投資(Investment)、Sは貯蓄(Saving)です。でもIS曲線を導き出す過程で投資は出てきましたが、貯蓄なんてどこにも出てきませんでしたね。ちょっと調べてみたので書いてみます。
 
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次に投資関数を見てみましょう。
図33_投資関数

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IS-LMモデルの導出を始める前に、前提について確認しておきましょう。
第1の前提はIS-LMモデルは短期の分析ツールであるということです。短期というのは、すなわちモノの価格や賃金がほとんど変化しないぐらいの短い期間ということです。第2の前提は閉鎖経済、すなわち輸出や輸入、国際間の資本移動などははないということです。

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