2014年02月22日 物品税の知識を応用して消費税の多段階課税について考察してみる 前々回までに勉強してきた物品税(従量税で完全競争市場での売買)の知識をもとにして日本の消費税(以下たんに消費税といいます)について考察しています。前回、 1.従価税であること 2.需要の価格弾力性が異なること について考察しました。今回からは 3.消費税は多段階課税であるということについて考察してみましょう。ただし、この考察は(まあ前回の2もそうだったんですが)教科書にのっているものではなく、私が独自に考えたものですので、どこかまちがっているかもしれません。そこのところを心にとめてもらった上でお読みください。続きを読む タグ :#物品税#消費税#2段階市場モデル(仮)#多段階課税#単段階課税#付加価値税
2014年01月26日 物品税の知識を応用して消費税について考察してみる 前回までは完全競争市場で売買されるモノやサービス(以下モノと略します)に、従量税の物品税がかけられた場合に余剰や死荷重がどうなるか、ということを勉強してきました。 今回は日本の消費税(以下、たんに消費税といいます)の場合はどうかということを考えてみます。続きを読む タグ :#消費税#物品税#従価税#需要の価格弾力性#代替財#多段階課税
2014年01月04日 物品税の税率と死荷重・税収の関係について勉強してみる 前回は物品税の税率が一定のとき、需要曲線や供給曲線の価格弾力性によって売り手と買い手のどちらの負担が多いかや、どのように死荷重が変化するかをみました。今回は税率が変わったときに死荷重や税収がどう変化するかみてみましょう。続きを読む タグ :#物品税#消費税#税率#死荷重#税収
2013年12月29日 物品税はだれがどれだけ負担しているかを調べるために価格弾力性について勉強してみる 前回、物品税(や消費税)に関して、買い手が支払うと考えようが、売り手が支払うと考えようが、実質的にかわりはないと書きました。しかし実は、物品税を課税する以前の価格と課税後の価格を比較することで、売り手と買い手がそれぞれどれだけ負担しているかを明らかにすることができます。続きを読む タグ :#物品税#価格弾力性#死荷重
2013年12月22日 売り手課税と買い手課税は同じであることついて勉強してみる 前々回は売り手課税、前回は買い手課税の物品税について勉強しました。今回は「売り手課税と買い手課税は実は同じだ」ということを勉強します。続きを読む タグ :#物品税#売り手課税#買い手課税#死荷重#消費者余剰#生産者余剰#政府余剰